自分の意思で始めたいと思っている方や、仕事や付き合いで始めなければならない方など、動機はさまざまかと思います。
どちらのケースでも、新しいことを始めるって、気持ちやお金、環境などのハードルがありますよね。
この記事は、これからゴルフを始めたいと思っている方に、そういったハードルを少しずつ乗り越えていくヒントになればという記事です。
ポイント
- 一緒に行く人がいない場合は…
- まず道具から揃えよう
ゴルフは仲間が必要? いえいえ、まずは一人でも楽しめます。
まったくの未経験から、いきなりコースデビューは現実的ではありませんね。
だって、そもそも道具も持ってなければ、打ち方も知らないわけで。
仲間がいるかどうか、以前の問題です。
「ある程度、ボールが打てるようになっている」状態でないと、コースでゴルフを楽しむことは難しいのです。
まずは、ゴルフを成立させるために必要な条件を整理しましょう。
ゴルフをプレーするにあたり必要な最低限の要素は、
- 道具
- ボールを打つ技術
- 基本的なルールの理解
- マナーの理解
です。
完璧である必要はありません。
ある程度のレベルでこれらが揃えば、基本的な準備はOKと考えましょう。
注意したいのは、いっしょにコースを回る仲間は、かならずしも必須ではない、ということ。
コンペや競技会レベルはさておき、ゴルフは「個人競技」です。
ゴルフコースって、3、4人いないと回れない、ってなんとなく聞いたことありませんか?
かつてはそういった厳しい運用がされていたコースが多かったようですが、近年はゴルフ人口の減少やネットサービスの充実により、必ずしも4人揃わなくてもコースを回ることが可能です。
コースの条件によっては、一人で回ることが可能な場合もあります。
さあ、「道具」と「技術」、「ルールとマナー」を揃えて、ゴルフを楽しんでみましょう。
まず道具を手に入れよう。新品フルセットは必要なし。中古アイアン1本からでもOK
ゴルフを何も知らなかった頃は、「フルセットのゴルフクラブがないと、コースどころか、練習場にも入れないんじゃ?」と思っていました。
自分の勝手な思い込みで、「まずはゴルフクラブを揃えなきゃ」と思考が停止してたんですね。
でもある日、経験者の方に「7番アイアン一本あれば、コース回ろうと思ったら回れるよ」と言われて、「えー、そうなの!?」と思ったんですが…
そのとき、ふと気づいたんですね。
最低1本でもクラブがあれば、玉は打てるじゃん…
たしかに、そうなんです。
ゴルフというスポーツは、止まっているボールを、ゴルフクラブで打ち、カップに入れるスポーツです。
ルールの範囲内であれば、いつ、どんな状況で、どのクラブを使ってもいいはず。
実際、ゴルフのルールでは「正規のラウンド(コースをまわること)で所持できるクラブは、14本まで」という制限があります。
こういったルールの条文は、ゴルフ以外のビジネスや生活でも、よく思い込みや誤解を招くことがありますよね。
あらためて考えてみましょう。
このルールは「14本まで使える」のであって、「かならず14本持っていなければならない」のではないのです。
ということは、アイアン1本でも問題ない、ということですよね。
経験者からしてみれば、「いや、アイアンとドライバーの打ち方は違うから」とか「パターがなきゃグリーンでどうすんだよ!?」とか、いろいろ言いたいことはあると思います。
ただ、「これからゴルフをはじめてみよう!」という人にとって、「でも、ゴルフはクラブセットがないとできないんでしょう?」という思い込みで、せっかくのチャンスを逃してしまうのは、非常にもったいないと思うのです。
実際、7番アイアンでコースを回ってみた、という動画や記事が多数投稿されていますね。
まず、中古の7番アイアンを1本、手に入れよう!
ぼく自身、はじめて自費購入したマイクラブ一本目は、住まいに近い「トレジャーファクトリー」で購入した、500円相当の中古7番アイアンでした。
たぶん、プロギア(PRGR)の古いモデルだったと思います。
すでに処分してしまった今でも、そのアイアンの握り具合や、はじめてボールを打った時の感動は忘れていません。
まずは、あなたの「最初の1本」を手に入れましょう。
この1本さえあれば、「ゴルフを楽しむこと」を手に入れることができます。
金額的な負担も、心配する必要はありません。
中古のゴルフクラブを扱うショップは、日本全国どこにでもあります。
しっかり調べて、自分の予算に合わせて選ぶことができれば、ランチ1回分よりも少ない金額かもしれません。
なぜ、7番アイアンなの?
ゴルファーなら一度は聞いたことがある「最初の1本は7番アイアン」説ですが、その理由をまとめると、
- 初心者でも打ちやすい
- 「ミドルアイアン」と呼ばれる、長さと重さがちょうど真ん中くらいに位置するクラブ
- きちんと打てれば、そこそこの距離が出る
という要点になります。
検索をしてみれば、さまざまなメディアで言及されていることがわかります。
最初の行動は「7番アイアンを探す」ことだけ
この記事を読んでみて、どう思いましたか?
アイアン1本だけ手に入れれば、ゴルフを始められるのか、と思ったら、いますぐ行動です。
サクッとネットで調べて、一番安い7番アイアンを購入しましょう。
この次は、「打ち方を学ぶ」ステップです。
だんだんワクワクしてきましたね!