5,000円のビギナー向けバスロッドをへし折って逃げた「あの魚」とは!?

竿が「折れる」なんてことが、じっさいあるものなんですね…


初めての、ルアーフィッシング。

ビギナー用のバスロッドと、なんだか釣れそうなルアーをひとつ。

東京、春の多摩川。

背丈ほどもある野草が紫の花をつけ、

ぐいぐいと背を伸ばす河川敷。

かろうじて見える道を進み…

ふた股にわかれる道を、左にすすむと、

あのモンスターがいる事件現場に…

護岸ブロックの先は、

水深が10〜30センチほどの浅瀬。

そこから、溜まり淵のようになった場所にチョロチョロと、

水が流れ込んでいました。

そこに、ヤツがいたんです。

護岸横のテトラ脇を狙って投げた

ジャッカル「リズムグラブ」を、

シュッと吸い込んだ、この魚。

推定45cm超の、(おそらく)ニゴイ!?

実は、この日のこの魚、

わたしにとって「人生で初めてルアーで釣る魚」のはずでした。

それも、本日の一投目。

エサ釣りは経験があったものの、いきなりこんなヒットがあるなんて…


パニックになりそうな自分を必死に抑えながら、

すこしずつ河岸に近づき、キャッチ目前というその瞬間…

「バギャッ!!」

という不吉な音とともに、

右手の竿が「ふっ」と軽くなり…

気づけば、買ったばかりのバスロッドは、

見事にまっぷたつなのでした。

逃がした魚は大きいね。

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