湯水のようにお金を使える方は別として、限りある資源を使って、最大限に家族とのハッピーな時間を演出したい働く子育てパパにとって、コスパ(費用対効果)は最重要事案です。
ここでは、「コスパ重視の家族デイキャンプ実行施策」を検討してみたいと思います。
デイキャンプのコスト構成要素は以下の三つ。
- 移動運搬手段(クルマ)
- 食事
- アクティビティ
クルマがないなら、借りればいいじゃない。
すでにキャンプに使える自家用車を所有している方は読み飛ばしていただければと。
ただ、自家用車がキャンプ向きではないみたいな方には、参考になるかもです。
要は、デイキャンプはレンタカー/カーシェアなどで、ぜんぜん問題ないよって話です。
レンタカー/カーシェアで行くデイキャンプのメリット
- 自家用車がなくても行ける
- 1日のレンタルなら、費用も低額でおさまる
- レンタル費、燃料費など、予算が見えやすい
キャンプ向きではない自家用車を持っている人も、いま持っていない人も、恐れることはありません。
デイキャンプに行くために、移動運搬手段として「クルマ」を借りればいいだけのこと。
注意点はひとつだけ。
「家族全員と荷物が載せられるか」
を基準として、クルマを選びましょう。
走行性能とか、見た目は度外視で構いません。
デイキャンプで行けるようなキャンプ場で、「バリバリオフロードの三菱パジェロじゃないと、入れません…」みたいなサイトは、ほとんどないです。
人と物を載せられるだけの道具(ギア)として、コスパ重視で選びましょう。
食事も手軽に。コンビニでぜんぜんOK!
日本のコンビニは、ほんとに優秀ですね…
デイキャンプに必要なものはたいてい手に入ります。
開けてすぐに食べられるおにぎり、サンドイッチ、缶詰などで十分です。
お湯さえ確保できれば、カップラーメンなどインスタントでも良いのです。
肩肘張らず、自分や家族が許せる範囲の「ゆるさ」で選びましょう。
料理の心得があったり、食事自体をデイキャンプの目的にするなら、「火を使わないキャンプ料理」などに挑戦してみるのもアリですね。
もっとも大切なことは、デイキャンプで「なにをするか」
言い換えると、「なにを楽しむキャンプにするか」です。
泊まりキャンプであれば、「テントで寝ること」や、その「夜を過ごす」という非日常感だけで、ワクワクドキドキできるのです。
しかし、デイキャンプは日帰りです。
早朝に到着し、「ある何かを楽しむ」ために、キャンプに行くのです。
楽しむ目的は、家族によって千差万別。
「ボーッとすること」かもしれませんし、「川遊び」かもしれません。
「読書」や「昆虫採集」もいいし、「親子で野外クッキング」も楽しそうです。
慣れたキャンパーには、「目的」がはっきりしないキャンプもそれ自体価値があるものですが、はじめての家族キャンプでは、この「目的」がたいせつです。
なぜなら、この「目的を決める作業」で、家族全員のモチベーションを高めておくことが、はじめてというハードルをクリアするもっとも効果的な解決策だからです。
どうせなら、妻(夫)や子どもたちが「やる気」になって、みんなで一緒にはじめてのキャンプを楽しみたいじゃありませんか。
はじめてのファミリーキャンプを成立させるための「移動(クルマ)」と「食事」というハード面はすでにクリアしています。
あとは、家族の「やる気」というソフト面の問題だけです。
キャンプ先で「なにを楽しむか」ということを軽視せず、家族とコミュニケーションをしっかりとることで、たのしいファミリーキャンプを作り上げましょう!