この記事は、「まったくキャンプに行ったことがない」という方向けの記事です。
家族キャンプの一回目をどう実現しようか、という疑問に「デイキャンプをおすすめ!」という視点で、お伝えします。
ポイント
- 最低限の準備で実行可能
- キャンプサイトやその周りで楽しむことに集中できる
- 休みが1日あれば行ける
いきなり「泊まり」じゃなくていい。デイキャンプから始めよう。
キャンプ=「焚き火して、がっつりBBQして、慣れないテントを張って…」というイメージを持っていませんか?
これまでキャンプに興味や経験がなかったら、そういう想像する方、多いんじゃないかと思います。
友人に「キャンプに行こうよ」と誘われた時に、まず考えたことは「テントも何も持っていないし… 道具を揃えるのにいくらかかるんだよ…」ってことでした。
でも、キャンプって、別に泊まりじゃなくてもいいんですね。
「まずは、子どもどうしが遊べる時間があればいいんだし。デイキャンプで始めようよ」って。
日帰りキャンプのことを、デイキャンプと呼びます。
誘ってくれた友人は、キャンプにハマって数年、プレミア付きガレージブランドまで手を出すベテランです。
未経験者が感じるハードルの高さをわかっていて、まずは入りやすい日帰りキャンプで誘ってくれたんですね。
泊まらなくてもいいってことは、テントも寝袋もいらないってこと。
これなら、初めてのキャンプでも気軽に参加できますね。
デイキャンプに必要なのは、移動手段だけ
まずは、その手軽さが一番たいせつ。
何か新しいことを始める時って、どうしても「形から入る」って思い込みがあると思います。
キャンプの場合は、極端な話、道具なんかなくても、キャンプ場に行っちゃえばデイキャンプは成立します。
こういう気軽さ、ハードルの低さって、大事です。
キャンプを成立させるおもな要素は
- 移動
- 食事
- アクティビティ
- 宿泊
の4つに分けられます。
デイキャンプは「移動」と「食事」さえ確保できれば、なんとかなりますね。
食事だってコンビニ飯で済ませるなら、シェラカップやガスバーナー、ダッチオーブンとかBBQコンロなんかなくても大丈夫。
ここまで突き詰めると、デイキャンプに必須の要素って、「クルマ」だけなんです。
クルマ持ってないよっていう方も、大丈夫。
カーシェアやレンタカーで十分です。
なんか、いつでも行けるって気になりませんか?
家族デイキャンプの醍醐味は「遊び」に全集中!
日帰りキャンプは、泊まりのキャンプに比べて、おおきなメリットがあります。
それは、「アクティビティ(遊び)」に集中できるということ。
泊まりのキャンプでは、テントやタープの設営から食事の用意など、「泊まる」ことに関係する準備や行動が意外と多いのです。
デイキャンプでは、泊まらない前提なので、「遊び」に集中できるのが、一番のポイント。
たとえば
- 川遊び
- 海水浴
- 釣り
- ボート
- カヤック
- トレッキング
- 昆虫観察
など、キャンプサイト周辺の環境に合わせて、もしくはその遊びの目的に合わせてキャンプサイトを選ぶことで、濃厚な家族との1日を確保することができます。
とくに自然の中で遊ぶことが少ない子どもにとっては、こういったアクティビティだけで、忘れられない思い出になります。
濃厚な家族サービスを休日1日で遂行する
週休2日なら、働く子育てパパにとって「キャンプの次の日が休める」ことは、けっこう重要ですよね 笑
週休1日のハードワーカーパパにとっても、がんばれば濃厚な家族サービスが可能になるのが、デイキャンプの素晴らしさです。(本当は、ゆっくり休んでと言いたい…)
リモートワークなどで、働き方が大きく変化している現代では、自身の気分転換にもなります。
ちょっと早起きして、家族でデイキャンプ。
普段の生活にはない、家族の会話や共同作業。自分でつくった料理を味わう体験。
子どもにとっては学習と成長の場であり、親にとってはリラクゼーションの時間です。
移動手段さえ確保できれば手に入れることのできるデイキャンプ。
自分の人生や、夫婦関係、子どもの将来にちょっとした味付けをするツールとして、デイキャンプはコスパが良いのです。