はじめての家族キャンプにおすすめの「デイキャンプ」

この記事は、「まったくキャンプに行ったことがない」という方向けの記事です。

家族キャンプの一回目をどう実現しようか、という疑問に「デイキャンプをおすすめ!」という視点で、お伝えします。

ポイント

  1. 最低限の準備で実行可能
  2. キャンプサイトやその周りで楽しむことに集中できる
  3. 休みが1日あれば行ける

いきなり「泊まり」じゃなくていい。デイキャンプから始めよう。

キャンプ=「焚き火して、がっつりBBQして、慣れないテントを張って…」というイメージを持っていませんか?

これまでキャンプに興味や経験がなかったら、そういう想像する方、多いんじゃないかと思います。

友人に「キャンプに行こうよ」と誘われた時に、まず考えたことは「テントも何も持っていないし… 道具を揃えるのにいくらかかるんだよ…」ってことでした。

でも、キャンプって、別に泊まりじゃなくてもいいんですね。

「まずは、子どもどうしが遊べる時間があればいいんだし。デイキャンプで始めようよ」って。

日帰りキャンプのことを、デイキャンプと呼びます。

誘ってくれた友人は、キャンプにハマって数年、プレミア付きガレージブランドまで手を出すベテランです。

未経験者が感じるハードルの高さをわかっていて、まずは入りやすい日帰りキャンプで誘ってくれたんですね。

泊まらなくてもいいってことは、テントも寝袋もいらないってこと。

これなら、初めてのキャンプでも気軽に参加できますね。

デイキャンプに必要なのは、移動手段だけ

まずは、その手軽さが一番たいせつ。

何か新しいことを始める時って、どうしても「形から入る」って思い込みがあると思います。

キャンプの場合は、極端な話、道具なんかなくても、キャンプ場に行っちゃえばデイキャンプは成立します。

こういう気軽さ、ハードルの低さって、大事です。

キャンプを成立させるおもな要素は

  • 移動
  • 食事
  • アクティビティ
  • 宿泊

の4つに分けられます。

デイキャンプは「移動」と「食事」さえ確保できれば、なんとかなりますね。

食事だってコンビニ飯で済ませるなら、シェラカップやガスバーナー、ダッチオーブンとかBBQコンロなんかなくても大丈夫。

ここまで突き詰めると、デイキャンプに必須の要素って、「クルマ」だけなんです。

クルマ持ってないよっていう方も、大丈夫。

カーシェアやレンタカーで十分です。

なんか、いつでも行けるって気になりませんか?

家族デイキャンプの醍醐味は「遊び」に全集中!

日帰りキャンプは、泊まりのキャンプに比べて、おおきなメリットがあります。

それは、「アクティビティ(遊び)」に集中できるということ。

泊まりのキャンプでは、テントやタープの設営から食事の用意など、「泊まる」ことに関係する準備や行動が意外と多いのです。

デイキャンプでは、泊まらない前提なので、「遊び」に集中できるのが、一番のポイント。

たとえば

  • 川遊び
  • 海水浴
  • 釣り
  • ボート
  • カヤック
  • トレッキング
  • 昆虫観察

など、キャンプサイト周辺の環境に合わせて、もしくはその遊びの目的に合わせてキャンプサイトを選ぶことで、濃厚な家族との1日を確保することができます。

とくに自然の中で遊ぶことが少ない子どもにとっては、こういったアクティビティだけで、忘れられない思い出になります。

濃厚な家族サービスを休日1日で遂行する

週休2日なら、働く子育てパパにとって「キャンプの次の日が休める」ことは、けっこう重要ですよね 笑

週休1日のハードワーカーパパにとっても、がんばれば濃厚な家族サービスが可能になるのが、デイキャンプの素晴らしさです。(本当は、ゆっくり休んでと言いたい…)

リモートワークなどで、働き方が大きく変化している現代では、自身の気分転換にもなります。

ちょっと早起きして、家族でデイキャンプ。

普段の生活にはない、家族の会話や共同作業。自分でつくった料理を味わう体験。

子どもにとっては学習と成長の場であり、親にとってはリラクゼーションの時間です。

移動手段さえ確保できれば手に入れることのできるデイキャンプ。

自分の人生や、夫婦関係、子どもの将来にちょっとした味付けをするツールとして、デイキャンプはコスパが良いのです。

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