こんにちは。
お鼻スッキリ、今日もすがすがしい朝をむかえた、
nfネイチャーファクトリーです。
このたび、じぶん流の「健康術」として毎日やっていた
「鼻うがい」のやり方が
間違っていた!
ということが判明しました!!!
ことの発端は、耳鼻科での手術から…
先日、「薬剤性鼻炎」が原因と考えられる
鼻詰まりを治すための手術を受けたんです。
全身麻酔をして、鼻の内部にある粘膜や骨を切除する、
という手術でした。
入院は一泊二日だったので、手術の翌日、
退院後の自宅でのケアについて
こまかい説明を受けていたときのことです。
ドクター「今回は、下鼻甲介(かびこうかい)という部分の
切除を行いました。
しばらくは鼻血がでますので、
熱いおふろや、プールはさけてくださいね」
わたし「鼻うがいで、なかを洗ったりしたほうがいいですか?」
ドクター「あら、鼻うがいできます? してる? 毎日?」
わたし「はい、わりと日常的に」
ドクター「いいですね。毎日、塩水つくってやってます?」
わたし「え?(塩水… とは?) 水道水ですが…」
ドクター「ええ!? 鼻がツーンと滲みないですか??」
わたし「(そういえば、最初のころはしてたな…)いえ、もう慣れちゃいました…」
ドクター「あぁ… なるほど。
ワイルドですね…
それも、今回の(鼻詰まりの)原因のひとつかもしれないですねぇ」
わたし「!? 鼻うがい、まずかったですか!?」
ドクター「鼻うがいで、鼻のなかを洗浄することはいいんですよ。
でも、水道水をつかうと、
浸透圧で鼻の粘膜がバカになってたかも…」
“鼻の粘膜がバカになる!”
ドクター「鼻洗浄専用の薬剤を使えば、
鼻うがいは明日からやっていいですよ」
鼻の粘膜は「浸透圧」の影響を受ける
みなさんは「浸透圧」の授業、おぼえてますか?
目に見えない穴があいた「半透膜」と
濃度の違う2種類の液体をつかった
あの実験です。
実験では
水は、半透膜のこまかい穴をとおり、
薄い液体から、濃い液体に
移動します。
鼻の粘膜は、
この半透膜と同じ役割をします。
濃度の違う、「水道水」と「体液」が
鼻の粘膜をさかいに出会うと…
鼻うがい専用の洗浄器を使ったら、めちゃくちゃ快適だった!
わたしが鼻うがいをはじめたのは、
タイのバンコクに住んでいたころでした。
ひどい渋滞が慢性的におこるバンコクは、
空気が悪いことでも有名です。
「花粉症にならないタイは、天国や…」
と浮かれていたわたしですが
気管支炎やPM2.5をきっかけとして
シャワーを浴びるついでに
毎日、鼻うがいをするのが日課でした。
なんと、それが鼻の粘膜には
よくない可能性があったんですね。
今回、手術を担当してくれたドクターのすすめで
使い始めた鼻洗浄器は
- 粘膜にやさしい「水温」が測れる
- 付属の洗浄剤で、最適な「濃度」に
- 気持ちのいい「水圧」を手で調整できる
という仕組みになっています。
とくにポイントは、
「付属の洗浄剤をつかう」こと。
鼻洗浄器の容量にあわせた
小分けの洗浄剤を一袋入れると
浸透圧で鼻の粘膜に負担をかけない
ちょうどよい濃度の洗浄液ができるのです。
手入れも簡単な「ハンディタイプ」なので
朝起きて、まず鼻うがい
外から帰ったら、鼻うがい
夜、寝る前に、鼻うがい
と、まぁ、とにかく日常遣いに便利で、
もう手放せません…
鼻洗浄器の使い方は、こちらの動画から
感染症予防にも、鼻うがい!
鼻うがいをなぜするの?
とあらためて考えると
「病気の予防」が一番ですね。
ウイルスや花粉、細菌、PM2.5など、
空気中にただようさまざまな有害物質を
鼻の奥までしっかり洗い流す。
いま、新型コロナウイルスの感染予防対策で
厚労省が「うがい・手洗い」を推奨しています。
でも、つねづね感じてた疑問がありまして…
“のどのうがいだけで、じゅうぶんなのか?”
ということ。
だって、
鼻から呼吸をしていたら、
有害物質も、まず鼻をとおる量が多いはず。
のどのうがいだけではなく、
鼻うがいも併用することで
より効果的な予防ができますね。